フコイダンとは17年09月01日17年09月13日運営者

昨今では、健康ブームとして様々な健康食品が流通しておりますが、硫酸化多糖類の一種であるフコイダンをご存知でしょうか。ここでは、フコイダンとはどういったものなのか、ご説明します。

フコイダンはワカメや昆布などの海藻類のヌメリ成分に多く含まれる天然成分であり、特にもずくに多く含まれています。海藻類のヌメリ成分は、海藻が傷ついてしまった部分を修復したり、引き潮の際、乾燥を防いだりする成分です。1913年にウプサラ大学所属のスウェーデンの科学者によって発見され、ヒバマタ属の学名に因んでフコイダンと名付けられました。1970年代以降、活発に研究が行われるようになり、1996年に癌学会において、がん細胞に働きかけて自然死に導く作用のアポトーシスを持つ事が発表され、大きな注目を浴びるようになったのです。

2002年にはフランスの科学者による研究で、フコイダンがウサギの細胞の過形成を抑制する事が明らかになり、世界中で動物実験による様々な基礎研究がされています。フコイダンは汚れや細菌、ウイルスから守ってくれる成分であり、人間の防衛機能を回復させて免疫力を活性化させる他、血液凝固や中性脂肪の抑制作用や抗腫瘍、胃粘膜保護作用、胃潰瘍治癒促進作用、血中コレステロール低下作用など、本来、人間の備わっている自然治癒力を活性化させる作用がある事が明らかになっています

フコイダンは現在では日本でも研究が盛んに進められており、九州大学などの国立大学をはじめ、一般企業にある独自の研究機関でも積極的に研究が行われています。