フコイダンの選定基準

あらゆる業界で様々なフコイダン製品が開発されています。どんなものを選んだら良いのか戸惑う人も多いのではないでしょうか。ここでは、フコイダンの選定基準について一体何を基準に選べば良いのかを、ご説明します。

まずは、成分量の多さです。フコイダンの含有量は製品によって摂取できる量に大きな開きがあります。当然、効果にも大きな差が生まれます。ですから、まずはフコイダンの含有量が多いものを必ず選びます。次に、品質です。原料は主にワカメや昆布ですが、良品を求めるのであれば、沖縄産のオキナワモズクを使用しているものを選ぶことをお勧めします。フコイダンは原料よりも精製純度が重要になってきます。フコイダン純度が約85パーセント以上の製品であれば、高品質であり、良品と言えます。

フコイダン純度の記載がないものはお勧めしません。また、フコイダン以外の有効成分が含まれているかも重要です。流通している製品には、フコイダンのみのものと、その他の成分が配合されているものがあります。お勧めなのは、フコダインの1種であり、フコイダンよりも栄養面で優れているアスコフィラム・ノドサムです。その他、褐藻類に含まれるフコキサンチンです。これらはフコイダンと同時摂取する事でよりパワーを発揮し、更なる健康効果が期待できます。



フコイダンの効能

フコイダンについては1970年以降、現在まで盛んに研究が続けられ様々な効能がある事がわかってきました。ここでは、フコダインの効能について、ご説明します。

まず、免疫力の向上です。フコイダンには、NK細胞やマクロファージなどの免疫細胞を活性化させる作用がある事が動物実験にて明らかになりました。NK細胞は体内にウイルスや病原体が侵入したり、異常細胞が発生した際にそれらを攻撃し、病気の発症や悪化を防いでいます。これらの細胞の活性化を促し、免疫力向上の為にフコイダンは有効なのです。

また、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの原因であるピロリ菌の除菌にも有効的な事がわかりました。フコイダンを構成する成分の一つである硫酸基は胃にも存在しており、ピロリ菌の鉱物でもあります。フコイダンを摂取する事で、硫酸基がピロリ菌を吸収してピロリ菌を外部へ排出させるので、胃がピロリ菌から守られるのです。更に肝機能向上にも有効的な事が明らかになっています。肝機能再生やあらゆる器官の組織や上皮細胞を再生するHGFは、肝機能細胞を修復させて肝機能を向上させます。フコイダンを摂取する事で、そのHGFの産生を誘導させてくれるのです。

これらの他にも抗アレルギーやがん予防、生活習慣病など様々な症状の抑制や病気予防に効果的なのです。



フコイダンの摂取方法

フコイダンは、海藻のネバネバやヌルヌル成分に含まれており、身体に良い認知されています。ここでは、フコイダンの接種方法について、ご説明します。

フコイダンは、主に昆布やワカメ、モズクなどの海藻類に多く含まれています。その中でも最も多くフコイダンが含まれているのが、もずくです。また、とくに有名なのが北海道の函館周辺に生息するカゴメ昆布です。カゴメ昆布は真昆布と比べると約3倍ものフコイダンが含まれているので、フコイダンを意識して食べる際は、カゴメ昆布がお勧めです。フコイダンは、熱に強いのが特徴で、加熱しても問題無くフコイダンを摂取出来るので、スープやみそ汁などに入れて食べるのもお勧めです。

また、最近では、サプリメントとしても販売されています。海藻が苦手な方や、外食が多い方でも、サプリメントを飲む事で、簡単に効率よくフコイダンを摂取する事ができます。サプリメントでは、特に決められた接種方法はありませんが、自分のライフスタイルや体調を見ながら、毎日定期的に摂取するようにしましょう。更に空腹時や、内臓が休息する就寝中でも消化器系の働きは活発である為、就寝前に飲むのがお勧めです。また、酢酸にはフコイダンの繊維構造をほぐす作用がある為、単体で摂取するよりもクエン酸や黒酢などの酢酸と一緒に摂取する事で、より吸収率が高まります。



フコイダンとは

昨今では、健康ブームとして様々な健康食品が流通しておりますが、硫酸化多糖類の一種であるフコイダンをご存知でしょうか。ここでは、フコイダンとはどういったものなのか、ご説明します。

フコイダンはワカメや昆布などの海藻類のヌメリ成分に多く含まれる天然成分であり、特にもずくに多く含まれています。海藻類のヌメリ成分は、海藻が傷ついてしまった部分を修復したり、引き潮の際、乾燥を防いだりする成分です。1913年にウプサラ大学所属のスウェーデンの科学者によって発見され、ヒバマタ属の学名に因んでフコイダンと名付けられました。1970年代以降、活発に研究が行われるようになり、1996年に癌学会において、がん細胞に働きかけて自然死に導く作用のアポトーシスを持つ事が発表され、大きな注目を浴びるようになったのです。

2002年にはフランスの科学者による研究で、フコイダンがウサギの細胞の過形成を抑制する事が明らかになり、世界中で動物実験による様々な基礎研究がされています。フコイダンは汚れや細菌、ウイルスから守ってくれる成分であり、人間の防衛機能を回復させて免疫力を活性化させる他、血液凝固や中性脂肪の抑制作用や抗腫瘍、胃粘膜保護作用、胃潰瘍治癒促進作用、血中コレステロール低下作用など、本来、人間の備わっている自然治癒力を活性化させる作用がある事が明らかになっています

フコイダンは現在では日本でも研究が盛んに進められており、九州大学などの国立大学をはじめ、一般企業にある独自の研究機関でも積極的に研究が行われています。